REPORT活動報告

SPARCサマースクールin宮崎2025が開催されました

令和7年9月19日(金)から20日(土)の2日間、宮崎県宮崎市にて、SPARCサマースクールin宮崎2025が開催され、信州大学、長野大学、佐久大学から教職員が参加しました。

サマースクールは、文部科学省「地域活性化人材育成事業(SPARC)」の採択6地域(山梨・長野・岐阜・山口・熊本・宮崎)の大学教職員が一堂に会し、SPARC事業の自走化・持続化に向けて、学生の学びと地域連携をいかに両立させるかを考えることを目的に開催されました。

そのために、大学教職員がどのように関わり、地域とどのように連携を築いていくべきかについて、全国の先進的な取組事例の共有や、参加者同士の対話・協働を通じて議論を深め、自地域での実践に向けたアクションプランを構築しました。

本スクールは昨年に続く開催であり、全国のSPARC採択地域の大学から約60名の教職員が参加しました。

初日は、「学生が挑戦できる場づくり」〜海士町・大人の島留学の事例〜と題して、島根県海士町役場関係人口経営特命官 青山達哉 氏の講演があり、具体的な実践事例を交えながら示唆に富む講話がなされました。

その後、「学生の教育視点」と「事業の持続視点」という二つのテーマ別分科会に分かれ、各地域における今後の事業推進の方向性を探ることを目的に、ワークショップ形式による討議が行われ、各分科会では、テーマごとのゲスト講師による講話を聞いた後、地域の事例紹介やグループ対話を通じて議論を深め、本ワークショップで得られた知見を踏まえ、2日目には各地域のアクションプランを策定することを目指しました。

なお、同時並行で別会場において事務協議会も開催されました。

2日目は、事業の自走化・持続化に向けて「学生の学びと地域連携を両立させる大学の関わり方と、地域との協働のあり方」について、大学の関与のあり方および地域との協働の方策について議論を深め、最後に、地域ごとに今後のアクションプランを策定し、発表会を行いました。 今後の事業を進めていく上で、大変有意義なスクールとなりました。

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