地域課題PBLのケーススタディとして第4回信州多聞塾の企画運営に参画しました
2023.10.19
「信州多聞塾」は、大学院博士後期課程の学生を対象に「社会全体を俯瞰視し未来の課題を発見する術を潜在的能力として身に付け、現代社会に求められるイノベーションを担う人材を輩出」することを目的とするプログラムです。今回は、地域に横たわる様々な問題に実際に触れ、その解決にむけたアイデアを3日間で作り上げるPBL型プログラムとして実施が予定されました。そこで、SPARC科目の地域課題PBLのケーススタディの貴重な機会と位置付け、企画立案から当日の運営、終了後の振り返りまで川地尚武特任准教授が参画しました。
フィールドは長野県飯山市でしたが、大学から距離があり、本事業での連携実績もないことから、円滑にプログラムを運営するキーマンとして、地域と大学をつなぐ役割を出澤俊明氏(一般社団法人未来社会推進機構 副理事長)に依頼しました。出澤氏には、ゲスト講師の人選、事前学習用のビデオ収録、フィールドワークの移動手段に関する現実的なアイデアの提供等に加え、当日は自身も講師として学生たちの議論の促進等に力を注いでいただきました。この取組により、PBL実施にあたって地域を深く知るコーディネーター役の必要性が実感され、「地域課題PBL」の運営体制の検討に示唆を与えていただきました。
なお、第4回信州多聞塾の取組レポートは以下のリンクをご覧ください。